語学の資格の中でも特に人気となっているのが、誰でも受験可能で幅広い受験者が多い事で知られる日本語教師になれる資格です。日本語教師として働くためには、検定試験に合格するか420時間以上の養成講座修了する必要があり、資格を取得すれば日本だけではなく海外でも仕事をする事が出来ます。検定試験は年に1回行われ独学で受験する事も可能ですが、実技も含めた勉強が出来ることから専門のスクールで学べる養成講座を修了して資格を取得する方法が人気です。専門のスクールや通信教育による養成講座の費用は、通学では50万円・通信講座では10万円程となっています。短期間で勉強出来る養成講座では3ヶ月前後での受験も可能ですが、1年間の勉強をカリキュラムとしているのが一般的です。
実際に検定試験に合格したり養成講座を修了して資格を取得したりした後は、日本語教師の求人を探して仕事に就くことになります。基本的には、日本語を学ぶために勉強をしている外国人の方を相手に授業を行うため、日本語以外の語学力も堪能である方が就職には有利です。また、日本語教師として専業で仕事行っている方もいますが、日本語教室などで副業として講師を行う方も多く、短時間の非常勤講師として働く事も可能です。非常勤講師から仕事を開始したとしても経験を多く積めば、専業として仕事を行う事も出来るようになります。海外でも求人があり、日本とビジネスを行う機会が多いアジア圏での求人が多くなっています。希望する国がある場合は、その国の母国語も同時に勉強しておくと就職しやすくなり安心です。